町営住宅立ち退き問題


・4月2日の阻止行動の際、町長が現場に現れてしばらく私たちと対峙し、話をしたのは日本TVのドキュメンタリー番組でも放映された通りですが、その際に町長は「反対してるような人間には町営住宅から出ていってもらう」という問題発言をしました。これは琉球朝日放送で放映され、またビデオにも録画しているので、動かぬ証拠となっています。

・その後、4月17日になって、愛する会メンバーの一人で古見の町営住宅に入っている佐藤さんに対し、竹富町役場の建設課より「町営住宅への同居人(援農隊?)の団地施設内無断入居立入について(注意)」という文書が届きました。【→全文】

・これは表向き、ユニマットのリゾート開発についての町長の方針に反対しているから出ていけと素直には言えない苦しい事情が伺えますが、いずれにせよ言いがかりをつけて私たちに嫌がらせをしようとしてきたわけです。

・さとうきびの援農隊については、毎年1月から4月頃まで(今年は異常な豊作によりまだ終わっていませんが)、人出のないさとうきび農家では収穫の作業を援農隊に頼っており、その助けがなければ西表のさとうきび産業が成り立たないほどの現状が背景となっています。そのためこれまで何年かわたり、援農隊が宿泊できるような簡易施設を町として作ってほしいという要望を出してきましたが、町役場からは無視されつづけています。そのような状況の中、現在でも援農隊は各農家に泊まりながら農作業を手伝っているのです。

・そこで上の通知に対して佐藤さんは、援農隊の同居を認めるよう4月26日付けで申請を出しましたが、町役場建設課は5月8日付けで認めないという通知を出してきました。【→全文】 ひと言でいうなら、認めない理由は形式的であり、裏を返せば、反対派であることが本当の理由のように伺える内容でした。

・そのため佐藤さんは町長および建設課長あてに、再考を求める手紙を5月16日付けで出しました。
【→全文】

・今後この問題がどう発展していくのかにどうぞご注目ください。


この問題については琉球朝日放送 4/23で放映されました。(ニュースヘッドラインの中の4/23)
なお さとうきび援農隊についても琉球朝日放送でレポートされています。(同上3/31)

事 務 連 絡
平成15年4月17日

佐藤 嗣 様

竹富町役場建設課

町営住宅への同居人(援農隊?)の団地施設内無断入居立入について(注意)

 貴殿について、町の許可無く同居者(援農隊?)の方と同居されている期間があるとの報告がありました。このような事は明らかに竹富町営住宅の設置及び管理に関する条例施行規則に違反しております。

 今後このような事が無いようお願い致します。

 また、今後この様な事が発覚した場合、貴殿に対して即町営住宅の明渡しを請求致します。

 追伸、同居人(援農隊?)は団地同居者とは認められません。

   (団地施設屋外のテント張りも認めません。)

担当者 佐加伊 勲   
電 話 0908-82-6191
FAX 0980-82-6166

竹土第 63-1号
平成15年5月8日

古見団地B-1号棟
佐 藤   嗣  様

竹富町役場建設課  
 課長 玉代勢 泰寛

町営住宅同居承認申請について(通知)

 平成15年4月26日付けで貴殿より申請のありました町営住宅同居承認申請については、竹富町営住宅の設置及び管理条例及び公営住宅法等に基づき下記の理由により同居承認は認められませんので通知致します。

(同居が認められない理由)

1.同居させようとする者は竹富町に住所を有していないこと。

2.同居させようとする者は、入居の際に同居した親族以外の者であり親族とはみなされないこと。

3.特別な理由により町営住宅へ同居させる理由が無いこと。(特別な理由とは、例として世帯者が身体が不自由な場合など第三者の介護等が必要な場合など。)

4.町営住宅の家賃は、世帯者、同居者の所得証明により算定されている為、同居させ様とする者の収入が把握できないこと。

 以上の理由により同居は認められません。
 不正に同居した場合、入居者に対し町営住宅の明け渡しを請求することがありますので、念のため申し添えます。

竹富町長 及び 建設課長 様

古見団地B-1 佐藤 嗣

今回の援農隊の同居を認めない旨の通知は、そもそも、4/2の月ヶ浜ユニマットリゾート抗議集会での町長の暴言「反対するものは町営住宅から出ていけ」に基づいた反対住民に対する嫌がらせであり、到底許せるものではありません。

また、援農隊の地域的な意義と大事な役割を軽視した誤った住民不在の判断です。

以上の理由から、同居を認めるよう再考を求めます。

2003年5月16日


トップページに戻る